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J-CASTニュース

カレーのルー売り場でカレーの匂いを人工的に放つ
 モノが売れない時代の新しい販促ツールとして匂いビジネスが注目を集め始めた。スーパーマーケットや飲食店で、カレーやチョコレートの香料を放ち、お客さんの食欲を刺激することで、購買につなげようというのだ。また、お化け屋敷や映画館で場を盛り上げる道具として活躍する、といった具合だ。

 カレーのルー売り場でカレーの匂い、チョコレートの売り場ではチョコレートの匂い――。人工的に作った匂いを売り場で放ち、販促効果を上げよう、というスーパーや飲食店が出てきた。

■1つの香りに平均200〜300種を配合

 販促用の香りを作り、販売しているのは、「香りで販促・演出」事業を展開しているプロモツール株式会社(東京都文京区)。これまでにコーヒー、カレー、うなぎのかば焼き、コーンクリームスープ、バースデイケーキ、味噌ラーメン、そばつゆ、焼きおにぎり、お好み焼き、チーズピザ、ポップコーン、フォカッチャなど300種以上の香りを作った。

 香りの元になるのは40万種の香料だ。1つの香りに平均200〜300種を配合している。配合率を変えることで、チョコレートの場合、甘いミルクチョコ、苦味のあるダークチョコ、ミント風味のチョコなど作ることができ、無限の組み合わせがある。

 食べ物以外でも様々な香りを開発している。最近話題となった香りでは「かび」があり、遊園地「ひらかたパーク」内のお化け屋敷で雰囲気を出すために使われた。

 香りビジネスが注目されたきっかけになったのは、05年9月に公開されたジョニー・デップ主演の映画「チャーリーとチョコレート工場」だ。チョコレートが出てくるシーンで同社は映画館内にチョコの香りを放った。

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